第2話 じめじめストレス解消!梅雨のおすすめアロマテラピー

皆さん、こんにちは。amanatsuです。

関東ではそろそろ梅雨入りしそうですね。空はどんより、空気はじめじめ。なんだか気分も体もすっきりしない…なんて感じていませんか? 雨が続くと、洗濯物が乾きにくかったり、気圧の変化で頭が重く感じたりと、ちょっとした不調を感じやすい時期でもありますよね。特に私は親の介護や夫の血圧の管理やらで自分の心と体のバランスを整えることの大切さを日々感じています。自分が体調を崩すとこの家は崩壊するのではという焦りもややあります。

そんな梅雨の時期だからこそ、今回は「香り」の力を借りて、心と体をリフレッシュする方法、アロマテラピーをご紹介したいと思います。ほんの少し日常に香りを取り入れるだけで、驚くほど気分が変わるかもしれませんよ。

なぜ梅雨はなんだか不調?香りが心と体に優しい理由

梅雨の時期は、高い湿度と低い気圧、そして日照時間の減少が、私たちの心身に影響を与えると言われています。湿気が多いと体が重だるく感じたり、気圧の変動が自律神経のバランスを乱して頭痛や肩こりを引き起こしたりすることも。また、太陽の光を浴びる時間が減ることで、気分が落ち込みやすくなる方もいらっしゃるかもしれません。

「なんだかやる気が出ない」「気分が晴れない」…そんな時こそ、アロマテラピーの出番です。アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「エッセンシャルオイル(精油)」を使って、心と体のバランスを整える自然療法の一つ。香りは鼻から脳へと直接働きかけ、自律神経やホルモンバランス、感情などに影響を与えると言われています。難しく考える必要はありません。心地よい香りを嗅ぐと、自然と気分が落ち着いたり、リフレッシュできたりしますよね。その感覚を大切にするのがアロマテラピーなんです。

私も母の介護の合間や、集中したい時、そして高血圧気味の夫がリラックスできるよう生活の中でちょこちょこと香りのパワーを取り入れています。

梅雨におすすめのアロマと、期待できる嬉しい効果

では、このジメジメした季節に特におすすめの香りとはどんなものでしょうか?いくつかご紹介しますね。

  1. 気分をシャキッとリフレッシュ!柑橘系の香り
    • レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなど
    • 太陽の恵みを感じさせるような爽やかな香りは、梅雨の重苦しい気分を吹き飛ばし、明るく前向きな気持ちにさせてくれます。消化を助ける働きもあると言われているので、食欲が落ちやすいこの時期にもぴったりです。私は朝、キッチンでレモンの香りを少し漂わせるのがお気に入り。一日の始まりが爽やかになりますよ。
  2. 頭をクリアに、清涼感あふれるミント系の香り
    • ペパーミント、スペアミントなど
    • スーッとした清涼感のある香りは、頭をスッキリさせ、集中力を高めたい時におすすめです。蒸し暑さでぼんやりしがちな時や、気分転換したい時に役立ちます。ただし、香りが強いので、使う量には少し注意してくださいね。
  3. 不安や緊張を和らげ、心穏やかに。リラックス効果の高い香り
    • ラベンダー:アロマテラピーの代表格とも言えるラベンダーは、「万能精油」とも呼ばれ、心身の緊張を和らげる効果が期待できます。夜、なかなか寝付けない時や、イライラした気持ちを落ち着かせたい時に。優しい香りが、穏やかな時間へと誘ってくれます。
    • カモミール・ローマン:りんごのような甘く優しい香りで、不安な気持ちやストレスを軽減し、心を落ち着かせてくれます。お子さんにも使いやすい香りと言われています。
  4. お部屋の空気も気分もすっきり!抗菌・抗ウイルス作用が期待できる香り
    • ティーツリー、ユーカリなど
    • 清潔感のあるシャープな香りが特徴です。これらの精油には、空気を清浄にする働きがあると言われており、湿気でこもりがちな梅雨時のお部屋の空気をリフレッシュするのに役立ちます。風邪やインフルエンザが気になる季節にも重宝します。(ペットと暮らしている方は禁忌の香もありますので十分にお気を付けくださいね。)
  5. 和の香りでホッと一息、茶香(ちゃこう)
    • これについては少々道具が必要になるのですが緑茶やほうじ茶などの茶葉を専用の香炉(茶香炉)で焚いて、その香りを楽しむ「茶香」もおすすめです。私たち日本人にとって馴染み深いお茶の香ばしい香りは、心をホッと落ち着かせ、深いリラックス感をもたらしてくれると言われています。梅雨のうっとうしさを忘れさせてくれるような、どこか懐かしく優しい香りは、特別な精油がなくても手軽に楽しめる和のアロマテラピーです。来客時のおもてなしにも素敵ですね。

これらの香りをどうやって生活に取り入れるかですが、アロマオイルであれば特別な道具がなくても大丈夫。例えば、ハンカチやティッシュに1滴垂らして香りを持ち歩いたり、マグカップにお湯を張って数滴垂らし、デスク周りに置くだけでも、ふんわりと香りを楽しめます。もちろん、アロマディフューザーやアロマスプレーを使えば、より手軽に香りを取り入れられますよ。

大切なのは、「こうしなければならない」と気負わずに、自分が心地よいと感じる香りや方法を見つけること。完璧を目指さなくても大丈夫。ほんの少し、香りを意識するだけで、毎日の暮らしに彩りが生まれるはずです。

今日からできる小さな一歩:梅雨を心地よくするアロマ習慣

「アロマテラピーって、なんだか難しそう…」と感じた方もいるかもしれませんね。でも、大丈夫!本当に簡単なことから始められるんです。

  1. まずは「好きな香り」探しから アロマ専門店や雑貨店などで、実際に香りを試してみましょう。「これが好き!」と直感で感じる香りが、今のあなたに必要な香りかもしれません。小さなボトルに入ったお試しサイズから始めてみるのも良いですね。いろいろな香りを試すうちに、きっとお気に入りが見つかりますよ。
  2. ハンカチにシュッ!お守りアロマ お気に入りの精油をハンカチやティッシュに1滴だけ垂らして、バッグに忍ばせてみましょう。外出先でちょっと気分を変えたい時や、人混みで疲れた時に、そっと取り出して香りを嗅ぐだけで、ホッと一息つけます。これなら、特別な道具も時間も必要ありませんよね。
  3. 一日の終わりに、アロマバスで至福のひととき 湯船に天然塩大さじ1〜2杯と、お好みの精油を3〜5滴混ぜて入浴する「アロマバス」もおすすめです。浴室全体に心地よい香りが広がり、一日の疲れをじんわりと癒してくれます。ラベンダーやカモミールならリラックス効果が高く、ゆったりとした気分で眠りにつけるでしょう。夫も高血圧なので、リラックスできるこの時間はとても大切にしています。血行も良くなり、体が温まりますよ。

まとめ

今回は、梅雨の時期を心地よく過ごすためのアロマテラピーについてお話ししました。ジメジメした季節は、どうしても気分が塞ぎ込みがちですが、そんな時こそ、植物の優しい香りの力を借りてみませんか?

難しく考えず、まずは「いい香りだな」と感じることから始めてみてください。いつもの生活にほんの少し香りを取り入れるだけで、気分がリフレッシュされたり、心が穏やかになったり、嬉しい変化を感じられるはずです。完璧にする必要はありません。小さな一歩が、あなたの毎日をより豊かにしてくれると信じています。

皆さんも、お気に入りの香りを見つけて、この梅雨の季節をすっきり爽やかに乗り切ってくださいね。

次回は、この時期にぴったりの、おうちで簡単にできるストレッチをご紹介しようと思っています。どうぞお楽しみに!

この記事を書いた人 Wrote this article

amanatsu

amanatsu 女性

こんにちは、amanatsuと申します。母の介護をしながら夫と3人で暮らしている50代の主婦です。 いろいろなことに挑戦して、最近は生成AIの学校「飛翔」でAIのあれこれを学びプロンプトエンジニアの認定をいただきました。日々の健康や学びで得た「AIでちょっと便利になること」などをお伝えしていきます。