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こんにちは、amanatsuです。あっという間に6月ですね。今日はよく晴れているこちら関東も梅雨入りは間近といったところで、しとしとと降る雨の日も増えてきました。家で雨音を聞きながらのんびり過ごすのも、また乙なものですよね。そんな静かな時間が増えるこの時期、新しいことを始めてみるのはいかがでしょうか。

さて、最近私がハマっているものがありまして、それが「生成AI」。なんだか難しそうだと思いますか?いやいやそれが意外とそうでもないんですよ。今日は、その「生成AI」について、私なりにかみ砕いて、そして「あら、それなら私にもできるかも?」と思っていただけるようにお話しできたらな、と思っています。

何を隠そう、ワタクシamanatsu はつい最近「プロンプトエンジニア」なるものの認定をちょこっといただきまして。プロンプトエンジニアって横文字でかっこいい響きですけど、要はAIに「こんなことしてほしいな」「あんな情報が知りたいな」と上手にお願いする人、ってところでしょうか。50の手習い、いや、五十路も半ばですが、95歳の母の介護の合間に隙間時間で新しいことを学ぶっていうのは本当に楽しいんです。いいか悪いかは別として好奇心だけは若い頃から全く衰えません。

「生成AI」って、そもそも何かしら?

さてさて皆さんも「AI、AI」って言葉は、ニュースやテレビなんかでよく耳にしますよね。でも、「それって私たちに何か関係あるの?」って思われる方も多いんじゃないでしょうか。私もそう思っていましたから。なんだか専門家の人たちが使う難しいもの、というイメージでしたよ。

でも「生成AI」っていうのは、簡単に言うと「何か新しいものを創り出してくれるAI」のこと。例えば、私たちが「こんな絵を描いてほしいな」とお願いすると、その通りの絵を描いてくれたり、「このテーマで文章を考えて」と頼むと、スラスラと文章を書いてくれたりするんです。よく言われているのがとっても賢くて物知りなアシスタントさんがそばにいてくれるような感じ、という文言ですが、まさにその通りです。

スマホで十分!生成AIは意外と身近な存在

「でも、それって特別なソフトとか、高いパソコンが必要なんでしょう?」 そんな声も聞こえてきそうですね。ですが驚くことに、皆さんがお持ちのスマートフォンで気軽に試せるものがたくさんあるんですよ。

例えば、有名なところだと「ChatGPT(チャットGPT)」とか「Microsoft Copilot(マイクロソフト コパイロット)」、「Google Gemini(グーグル ジェミニ)」なんていうのがあります。アプリとして提供されているものも多いので、LINEやインスタグラムを使うような感覚で始められるんです。

最初は無料版で十分楽しめますし、何より「こんなこともできるの!?」っていう驚きがたくさんあって、ついつい時間を忘れて遊んでしまいます。

生成AIで、毎日の「ちょっと困った」を解決!

じゃあ、具体的にどんなことに使えるの?って思いますよね。私が実際に使ってみて便利だなと思ったことをいくつかご紹介しますね。

  1. 献立の相談相手に 「冷蔵庫に玉ねぎと豚肉と卵があるんだけど、10分で作れるレシピないかしら?」 こんな風に話しかけると、ものの数秒でいくつかのレシピを提案してくれるんです。いつものマンネリ料理から脱出できるし、食材の無駄も減らせるかもしれませんよね。まるで料理上手な友人に相談しているみたいです。
  2. メールやお手紙の文章作成 子ども会の役員をしていてお知らせの文章を考えなきゃいけない時とか、ちょっとしたお礼状を書く時とか、どんな風に書いたらいいか悩むことってありませんか? 「〇〇の件で、丁寧なお断りのメールを考えて」とか「季節の挨拶を入れたお礼状の文案をお願い」みたいに頼むと、きちんとした文章を作ってくれるんです。もちろん、丸写しじゃなくて、それを参考に自分なりにアレンジするのがポイントですよ。
  3. 旅行の計画や情報収集 私の趣味の一つがドライブなんですが、「次の週末、日帰りで〇〇方面に行きたいんだけど、おすすめのスポットとランチのお店を教えて」と聞けば、いくつか候補を挙げてくれます。今まで知らなかった素敵なお店や場所を発見できることもあって、ワクワクします。
  4. 写真のアイデアをもらう 写真を撮るのが好きで、よくお花や風景を撮るのですが、「雨の日の紫陽花を、もっとドラマチックに撮るにはどんな構図がいい?」なんて聞くと、具体的なアドバイスをくれたりします。時には、AIに「雨の日の美しい庭園の絵を描いて」とお願いして、そのイメージを参考にしたり。
  5. ちょっとした調べものや知識の確認 母の介護をしていると、食事のことや健康のこと、昔の出来事についてなど、ふと「あれってどうだったかしら?」と思うことがあります。そんな時、AIに尋ねると、すぐに答えが見つかることが多いんです。もちろん、医療や健康に関わる大切なことは専門家の方に相談するのが一番ですが、日常のちょっとした疑問を解決するにはとても便利です。

「お願いの仕方(プロンプト)」がちょっとしたコツ

生成AIを上手に使うコツは、「どうお願いするか(これをプロンプトと言います)」なんです。 例えば、ただ「面白い話をして」とお願いするより、「小学生が笑えるような、動物が主人公の短い面白い話をして」と具体的にお願いする方が、AIも私たちの意図を汲み取って、断然期待に近い答えを返してくれます。

最初は難しく考えずに、友達に話しかけるような感じで大丈夫。何度か試しているうちに、「こう言えば伝わるんだな」っていう感覚が掴めてくると思います。ちなみにですが、AIから回答が返ってきた後にありがとう、とか役に立ったよなんて返事を入れると、さらに「こんなこともできますよ」という別の提案をしてくれたり、やってほしいことを敬語で入力した方が回答の精度が上がるような気もしています。いろいろ試行錯誤中です。

五十路からの新しい学びは、生活を豊かにしてくれる

私が生成AIに触れてみて一番感じたのは、「知らなかった世界がまだまだたくさんあるんだな」ということ。そして、新しいことを学ぶのは、年齢なんて関係なく、いくつになっても楽しいものなんだな、ということです。

もちろん、AIが全てではありません。人と人との温かい繋がりや、自分の手で何かを生み出す喜びは、何にも代えがたいものです。でも、AIを便利な道具として上手に活用することで、日々の暮らしがちょっと楽になったり、新しい楽しみが見つかったりするなら、使わない手はないと思いませんか?

最初は「私には無理かも…」と思っていたAIも、一歩踏み出してみたら、意外なほど身近で、そして頼りになる存在でした。このブログを読んでくださっている皆さんも、もし「ちょっと気になるな」と思ったら、ぜひスマホで「生成AI」と検索して、何か一つ試してみてください。きっと、新しい発見があるはずです。

「こんなことできたよ!」「こんな使い方もあるんだね!」なんて、皆さんと情報交換できるようになったら嬉しいな、なんて思っています。

梅雨の時期は、なんだか気持ちも沈みがちになることもありますが、新しい学びは心にパッと晴れ間を呼んでくれるかもしれません。一緒に、楽しみながらいろいろ学んでいきましょうね。

それでは、また。

この記事を書いた人 Wrote this article

amanatsu

amanatsu 女性

こんにちは、amanatsuと申します。母の介護をしながら夫と3人で暮らしている50代の主婦です。 いろいろなことに挑戦して、最近は生成AIの学校「飛翔」でAIのあれこれを学びプロンプトエンジニアの認定をいただきました。日々の健康や学びで得た「AIでちょっと便利になること」などをお伝えしていきます。